5月24日(土)に六合公民館ロクティを会場に医療学習会が開催され、島田市医師会から森田眼科クリニックの森田賢医師と当院から地域医療サービスセンター 地域医療連携室 訪問看護係の織田雅子主任看護師が講演を行いました。
第1部では森田賢医師から眼病について講演が行われ、白内障、緑内障、加齢黄斑変性症など高齢者に多く見られる目の病気について、動画により症状や原因、現在の治療法などが解説されました。参加者からの眼病予防に関する質問には、バランスの取れた食事や健康的な生活を心がけること、物の見え方に違和感を覚えたら早めに眼科を受診することが眼病予防に効果的であると説明がありました。
第2部では、織田雅子看護師から終末医療と看取りについて講演が行われ、当院から自宅に戻った終末期のがん患者さん・家族とのやり取りについて具体的な事例を交えて体験談が語られました。在宅で家族を看取るために必要なこととして、家に帰りたいという患者さん本人の強い意志と家族の思い(覚悟)、往診してくれる医師、介護保険サービスや訪問看護の利用、症状の緩和(苦痛のケア)が挙げられました。
文責:経営企画課