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2017年6月初倉地区医療学習会

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2017年6月24日(土)に初倉公民館を会場に医療学習会が開催され、当院の善當翼糖尿病・内分泌内科医師と服部隆一病院事業管理者が講演を行いました。はじめに主催者の「地域医療を支援する会」の神代代表から「地域医療を支援する会」の目的や今後の医療課題等について話をされて講義に移りました。

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3部構成の第1部では善當翼糖尿病・内分泌内科医師から「糖尿病について」の講演が行われました。糖尿病はなる方が多いですが、皆さんふんわりとしたイメージでしかもっていないのではないでしょうか?
糖尿病とはいったいどういったことが起こっているのか初歩的な説明から始まりました。糖尿病が怖い・大変なのは糖尿病が原因で起こる合併症だと話し、代表的な糖尿病性神経症(し)・糖尿病性網膜症(め(目))糖尿病性腎症(じ)の「し・め・じ」を例にあげ、悪化した時の怖さ・大変さを紹介しました。

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糖尿病は基本的に治療ができる病気で、効果的な治療は1に食事(食事療法)、2に運動(運動療法)、最後に薬(薬物療法)と主には患者さん自身が治していく病気です。医師には「正直に話して」いただければ治療に対するアドバイスをしますので「しっかりと向き合えば」改善していける病気のため、怖がらず受診することを勧めました。 

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第2部では服部隆一病院事業管理者から「市民病院の現状について」講演をしました。当院の最近の医師の動向、経営状況や経費削減の実績の紹介から、国の方針で入院期間の短縮を余儀なくされるシステムとなっていることの説明等、冗談を交えながらの幅広い内容の講義となりました。その後、実施設計を行っている新病院建設に関するビデオを視聴し、新病院についての説明を行いました。
最後に、当院には現在島田出身医師が3名しかおりませんが、地元基幹病院には地元出身医師・看護師の数はもっといる方が良いため、近くで医大・看護学校等に行っている学生に是非当院を紹介してもらうよう依頼して終了しました。

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第3部として島田市地域医療基本条例について市健康づくり課榎係長から説明があり、学習会は閉会しました。

 

文責:経営企画課 

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