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2017年10月中溝地区医療学習会

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2017年10月7日(土)に中溝公会堂を会場に医療学習会が開催され、当院消化器内科主任部長の松下雅弘医師と島田市医師会を代表して片岡医院院長の片岡秀樹医師が講演を行いました。はじめに主催者の「地域医療を支援する会」の神代代表から「地域医療を支援する会」の会の目的などについて話をされて講義に移りました。

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3部構成の第1部では当院の松下雅弘消化器内科医師から「肝臓病について」と題して講演を行いました。
はじめに肝臓という臓器の特徴、診察時に医師としてどういったところを診て、肝臓の状態を判断していくのか説明しました。

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次にがん死亡者の死因第3位とされている肝がんについて説明しました。肝がんは初期に症状が出ることがあまりないため、症状が出る前に早期の発見をすることが重要とのことです。症状が出にくいため、肝がんになりやすい「B型・C型肝炎に罹っている方」と「アルコールを多く摂取する方」「肥満、高血圧などの生活習慣病がある方」は検査をすることを呼びかけました。

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第2部では島田市医師会を代表して片岡医院院長の片岡秀樹医師から「在宅医療について」講義が行われました。
はじめに、島田市の現状として2025年をピークに高齢化率が約33%となることや、在宅医療を受けたいという意識を持っている方が約67%いることなどを市等の調査結果から紹介しました。
島田市医師会としては在宅医療を希望している方の希望に添えるよう努力しているとのことでした。そのために市に掛け合い「24時間訪問看護ステーション」」の設置、島田市市独自の「リヴィングウィル」の作成しました。参加者には「リヴィングウィル」の作成を呼びかけました。

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最後に第3部として島田市地域医療基本条例について市健康づくり課中野課長から説明があり、学習会は閉会しました。

文責:経営企画課 

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