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2019年10月六合地区医療学習会

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2019年10月26日(土)に大津農村改善センターを会場に医療学習会が開催され、当院脳神経外科の山内滋医師と第二中学校区地域包括支援センターの宮城様が講演を行いました。はじめに主催者の「地域医療を支援する会」の神代代表から、これまでの医療学習会についての振り返りと今後の医療と介護の必要性、日本における病院の統廃合について話され講義に移りました。

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3部構成の第1部では当院の山内医師から「脳卒中について」と題して講演を行いました。
講義は当院における脳卒中治療の説明を中心に行いました。脳卒中は聞きなれた言葉で、命に係わる重大な疾患ですが、どんな治療をするのか、どの程度元の日常生活に戻れるのかなど、動画などを混ぜながら説明しました。 

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その中で、脳卒中では、脳の血流を再開通させるまでの時間が、命はもとよりその後の回復に大きく関わるとのこと。病院への到着が遅くなれば病院でできることも限られてくるため、皆さんには一部の麻痺が出るなどの症状を認識していただくことが第一で正しい知識を身に着け、様子を見るのではなくすぐに病院へ来てくださいと呼びかけました。また、再開通の治療を行うにあたり、脳ドックなどで撮った通常時のMRI画像などがあると非常にスムーズなため、脳ドックの受診も勧めました。

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第2部では第二中学校区地域包括支援センター管理者の宮城様が「高齢者あんしんセンター 第二 の現状」と題して講義を行いました。
自身の経歴など自己紹介を行って、高齢者あんしんセンターの現状を説明されました。会場の大津地区は第二中学校区で管轄内のため、他の学区に設置されたセンターとの特徴の違いなどを統計から解説しました。

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その後、具体的な取組み内容について、介護や医療が必要になったときに、はじめの入り口となることが中心で、ケアマネージャーの紹介や介護保険制度、青年後見人制度の紹介などを行ってくれるとのこと。その他、高齢者の「居場所」となるコミュニティの重要性を説明され講義は終了しました。

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第3部として地域医療を支援する会が、安心して暮らせる医療環境を守るために、会からの6つの提案を行い学習会は閉会しました。

文責:経営企画課

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