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2019年11月金谷地区医療学習会

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2019年11月12日(火)に金谷公民館「みんくる」を会場に医療学習会が開催され、当院看護副部長の大石和子看護師と金谷中学校区地域包括支援センター管理者の杉山様が講演を行いました。今回の学習会は金谷地区自治会連合会からの要請により実施が決まったものです。はじめに主催者の「地域医療を支援する会」の神代代表から、開会のあいさつを行い講義に移りました。

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3部構成の第1部では当院の大石看護師から「延命治療の意思決定について」と題して講演を行いました。
大石看護師は当院にある地域医療連携室長を兼ねており、日頃から入退院患者さんのスムーズな入退院を支援する業務を行っております。講義でははじめに、日頃の業務から感じる病院での入院生活と在宅医療の特徴として、高齢で入院される患者さんは長期の入院になるほど歩行が難しくなるため、早期退院して在宅で生活することが最大のリハビリとなるとのことでした。 

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本題の意思決定については、延命治療だけでなく、癌になった場合や脳血管疾患になった場合など、残りの人生をどう自分でプロデュースするかが、幸せな人生に繋がる。そのためには家族など意思を伝え自分で医師を伝えられない状況の時に困らないようにしてあげることが重要とのこと。自分だけでなく周りの人も後悔しないためにもしもの時の考えを話しておきましょうと呼びかけ講義は終了しました。

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第2部では金谷中学校区地域包括支援センター管理者の杉山様が「住みなれた地域で安心して生活していくために」と題して講義を行いました。
はじめに、地域包括支援センターではどの様な業務を行っているのか紹介しました。業務は地域に住む高齢者からの相談から始まり、不安を解消するため色々なサービスの提供やアドバイスを行うものです。 

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その後、実際の相談内容と対応を紹介されたのを聞き、親身になり相談を受けていただけるだろうと感じました。また、安心して住みなれた地域で暮らしていくには、介護サービスなどは専門のスタッフが担当するため安心して任せられるが、在宅では24時間世話をしてくれるわけではないため、地域のコミュニティや近所の繋がりが最も重要と説明し講義は終了しました。

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第3部として地域医療を支援する会が、安心して暮らせる医療環境を守るために、会からの6つの提案を行い学習会は閉会しました。

 文責:経営企画課

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