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2021年11月地域医療を考える講演会

 

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2021年11月20日(土)に金谷公民館「みんくる」を会場に医療学習会が開催され、当医療センター糖尿病・内分泌内科の大石医師と静岡市島田消防署金谷出張所救急隊の近藤様が講演を行いました。はじめに主催者の「地域医療を支援する会」の神代代表から、訪問看護や在宅医療の現状を話され講義に移りました。当会はアルコール手指消毒、マスクの着用などの感染対策をして実施されました。

 「糖尿病について」と題して講演を行いました。講義は糖尿病がどんな病気であるか、そして糖尿病合併症が引き起こす症状について写真を見ながらわかりやすく説明しました。糖尿病は「怠惰な病気」と言われることがありますが、半分は遺伝によるものということです。食べすぎ、運動不足、精神的なストレスなどを避けることが大切であり、また、年1回の健診を受けることで、糖尿病予防にもつながるとのことでした。糖尿病の治療の目的は、合併症を予防する事であり、一番は食事、次に運動を意識的に取り組むことが大事だそうです。例えば食事では、野菜から食べ、最後に主食を食べるようにすることで、血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。日常生活の中でも、例えばコンビニで食事を購入する際に、消費できるカロリーと摂取するカロリーを考えて食事を選ぶように意識することが大切だそうです。また、運動療法ではジョギングやウォーキングなどの有酸素運動と筋力トレーニングなどの運動を組み合わせることで高い効果があるそうです。患者さんにオススメしている「インターバル速歩」という運動があり、3分早歩き、3分ゆっくり歩きを交互にやる簡単で続けやすい運動を紹介しました。糖尿病治療は、血糖値を良くすることや合併症を予防することが目標になりますが、「糖尿病だからといって我慢しなきゃいけない」と溜め込んでしまうのではなく、治療薬を使ってうまく糖尿病と付き合っていくことが大切であるとのことでした。

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    当医療センター大石医師(左)と
    島田消防署近藤様(右)

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    糖尿病の合併症について説明する大石医師

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    救急車の出動について説明する近藤様

 

 第2部では静岡市島田消防署金谷出張所救急隊の近藤様が「救急車利用の実態」と題して講義を行いました。はじめに島田消防署管内における救急車保有台数や出動事例、その他にも静岡市が保有する特殊車両の紹介がされました。次に救急件数について説明し、出動件数は平成28年~平成30年で1,500件増えており、年々増加傾向にありましたが、令和元年と令和2年の出動件数は減少したそうです。これは新型コロナの影響で人出が減ったことなどが要因であると考えられるとのことでした。また、救急車における搬送割合についても統計別に紹介しました。救急車到着までの平均時間は8分46秒で、この平均時間は年々増加傾向にあり、救急件数の増加が一番の要因と考えられるとのことでした。緊急性のない救急例として「移動手段がない」、「救急車は無料だから」、「当番の病院がわからないから」と言った理由が挙げられました。
こういった救急が増えてしまうと、本当に救急車を必要としている人にすぐに駆け付けられなくなってしまうので、皆さんの一人一人の意識が大切になること、救急車の適正利用を再度呼びかけて講義は終了しました。

 第3部として地域医療を支援する会が、安心して暮らせる医療環境を守るために、会から6つの提案を行い、学習会は閉会しました。
 


文責:経営企画課  

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