ASTとは、抗菌薬適正使用支援チーム(Antimicrobial Stewardship Team)の略称です。
ASTは、抗菌薬の適正使用を推進し、耐性菌の出現を予防することを目的として、2022年度よりICT(感染制御チーム)から独立し活動しています。
AST 主な活動内容
- ASTラウンド(血液培養陽性患者、耐性菌検出患者などを対象)週1回
- 抗菌薬使用状況やTDM実施率、血液培養実施率、耐性菌発生率、感染症発生率などの評価
- 抗菌薬に対する相談対応
- 抗菌薬適正使用に関する評価とフィードバック
- 適切な検体採取と培養検査の推進
- アンチバイオグラムの作成
- 抗菌薬適正使用に関するマニュアル作成・改訂
- 使用頻度の低い抗菌薬採用の見直し
- 抗菌薬適正使用に関する院内研修の実施
AST回診
入院患者さんにおいて抗菌薬を使用している方を中心として、毎週1回、回診を行っています。医師を中心に薬剤師、臨床検査技師、看護師のスタッフが参加して、抗菌薬の適正使用について議論を行っています。
メンバー構成
- 医師 2名
- 看護師 2名
- 薬剤師 4名
- 臨床検査技師 3名
文責:抗菌薬適正使用支援チーム