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皮膚科について

皮膚のさまざまな症状の診療をします。

皮膚は内臓の鏡といわれ、内臓病変による異常が皮膚に対して影響を与えることは有名ですが、さらに最近の研究では、皮膚に慢性炎症が起こることによって、高脂血症や高血圧、高尿酸血症などメタボリック症候群が進み、心筋梗塞や脳梗塞による死亡率を高めることも明らかになってきました。皮膚の健康に関心をもつことは、私たちがすこやかに長生きをするためには、大切なことなのです。
皮膚には表皮細胞、神経、血管、膠原線維、汗腺などさまざまな組織が含まれています。また血液から白血球が皮膚内へ流れ込んで循環し、種々のウィルス、細菌などの病原体から守ろうと身構えています。したがって、皮膚内の組織の異常や変調は多岐にわたっており、皮膚病名は千を超えるともいわれています。私たちは、アレルギー疾患、膠原病をはじめとする免疫疾患、感染症、皮膚腫瘍、代謝性皮膚疾患などに対して、的確な診断・治療および適切な患者指導を行います。重症皮膚疾患に対して入院治療の体勢が整っています。

医師紹介

医師紹介
職名 氏名 医師免取得年 学会専門医資格等 備考
副医長 畑 明人 H30    
非常勤 伊藤 泰介 H7 日本皮膚科学会認定  皮膚科専門医  
非常勤 星野 友美 H23 日本皮膚科学会認定  皮膚科専門医  
非常勤 福地 健佑 H24    

 

医師診療表

医師診療表
  月 火 水 木 金
1診 畑 畑 畑 畑 畑
2診   第2
伊藤
福地   星野
光線   光線 光線 光線 光線
午後  手術・検査  手術・検査  手術・検査   手術・検査  手術・検査
リンパ浮腫外来    

第1

市川

   
学童専門外来   16:30~17:00      

※「学童専門外来」は特定の疾患のみの方が対象となります。 

 

紫外線治療

紫外線治療とは

太陽光に含まれる紫外線には紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)があります。この両者ともに炎症を抑える働きがあることは、古くエジプト時代から知られ、皮膚の炎症に対する治療法として用いられてきました。一方、紫外線はDNAに傷をつけ、癌の発症や、「火ぶくれ」のような炎症をおこす作用も知られています。これらの紫外線の様々な作用は、波長に依存することが最近明らかになっています。紫外線B波のうち310ナノメータ付近の紫外線は、皮膚の炎症や痒みに対して効果的であるにもかかわらず、DNAの損傷は殆ど起こさないことが発見され、ナローバンド(NB-UVB)と名付けられました。この紫外線を用いた皮膚疾患の治療は、これまで頻繁に用いられてきたUVA治療に取って代わる画期的な治療法です。現在、このNB-UVB治療は尋常性乾癬、アトピー性皮膚炎や尋常性白斑など、種々の皮膚疾患治療法のひとつとして保険上認可されている治療となっています。

Waldmann社製紫外線照射装置について

当科で使用している新型の紫外線照射装置は、NB-UVB照射装置を世界で初めて世の中に広めたWaldmann社によるものです。約1メートル50センチほどの大型の蛍光管が縦に40本円形状に並んでおり、一回で全身に照射できるため、患者さんにとって負担が少ないことが特徴です。従来の照射装置は、蛍光管の劣化に伴い、そのエネルギー量も低下してしまうため、理想的な照射を行うことが困難でした。しかし、この機器はエネルギー量をリアルタイムに測定しながらコンピュータ制御で照射することで、蛍光管の劣化によらず、安定したエネルギー量の紫外線を照射できます。

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治療状況

光線治療は、頻回な通院が必要である特殊な治療ですが、副作用が殆どみられず、一定した治療効果が得られるために、皮膚疾患の理想的な治療法のひとつと言えます。当科では、できるだけ多くの患者さんが、この治療を行うことができるよう、待ち時間の短縮を図った光線治療外来を設けています。本治療法の保険適応は、尋常性乾癬、類乾癬、菌状息肉症、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、尋常性白斑などの慢性皮膚疾患です。特に標準的な外用療法や内服治療に抵抗性のこれらの皮膚疾患の患者さんにとって、その有効性を期待できるものです。現在、毎日10名程度の光線治療患者さんがこの外来を利用しております。

 


文責:皮膚科

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